Googleは米国時間5月11日、開発者会議「Google I/O」で新型スマートフォン「Pixel 6a」を発表した。「Tensor」チップなど「Pixel 6」の特長の多くを備えているが、価格は449ドル(日本では税込5万3900円)に抑えられている。
2021年発売の「Pixel 5a」の後継機として、7月28日に発売予定だ。デザインは2021年のPixel 6と同様で、1200万画素の超広角カメラとメインカメラを収めるカメラバーが背面にある。
Google独自のTensorチップのほか、6GBのRAMと128GBのストレージを搭載する。また、「夜景モード」「リアルトーン」「消しゴムマジック」など、Pixel 6と同様のカメラ機能を備えるという。消しゴムマジックは「写真に写り込んだ不要なものの色も変更できる」ようになった。
Pixel 6は5G対応だ。Googleは販売開始から5年間のセキュリティアップデートを保証している。同社はPixel 6aについて、2022年内に「『Android 13』を受け取る最初のAndroidデバイスの1つになるだろう」と説明した。
Pixel 6と同様、6aにもディスプレイ内指紋センサーが搭載される。5aに搭載されていたヘッドホンジャックは非搭載だ。防塵防水性能に関しては5aと同様IP67規格に準拠している。ワイヤレス充電非対応という点も、5aと同じだ。
Googleは米CNETに対して「Pixel 6aはユーザーにとっての価値を最大化することを目指して設計されている」と説明し、以下のように続けた。「最低価格を449ドルに維持するためには、いくつかのトレードオフが必要だった。ワイヤレス充電の削除がその1つだ」
Pixel 6aは「Charcoal(チャコール)」「Chalk(チョーク)」「Sage(セージ)」の3色で提供される。予約注文は7月21日から。
この記事は海外Red Ventures発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」