ストリーミングデバイス「Amazon Fire TV Cube」 が補聴器とペアリング可能になった。補聴器を使用する人がお気に入りのテレビ番組を視聴するエクスペリエンスが改善される。
Fire TV Cube(現在は第2世代)は、米ハイテク企業が提供するストリーミングメディアプレーヤーで初めて、補聴器用オーディオストリーミング(ASHA)をサポートし、対応するBluetooth補聴器に直接接続できるようになっているとAmazonは紹介している。
Fire TV Cubeは、Starkeyの補聴器とペアリング可能になる。この互換性を実現するため、Amazon、Starkey、メーカーなどが共同で、各社の技術が連携して動作するよう取り組んだという。
Amazon Lab126のアクセシビリティ担当ディレクターPeter Korn氏は、ストリーミングボックスを補聴器とつなぐのはチャレンジだったと述べている。手元で利用するスマートフォンなどのデバイスとは異なり、人は通常、テレビから離れて座るためだ。
世界保健機関(WHO)によると、世界人口の約5人に1人(15億人以上)が難聴を抱えているという。
この記事は海外Red Ventures発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」