リストは4月27日、連結子会社であるリストインターナショナルリアルティ(LIR)と、米国コンシェルジュオークションの業務提携を発表。4月8日より、LIRで取り扱う不動産をオークション形式で販売開始した。
LIRは、2010年に高級不動産ブランド「サザビーズ インターナショナル リアルティ」の日本国内における独占営業権を取得し、国内外の富裕層向けに、高級不動産売買の取引を行っている。
一方のコンシェルジュオークションは、最先端のデジタルマーケティング、物件掲載システム、入札プラットフォームを備えた高級不動産オークション市場を展開。2008年のサービス開始以来、米国44州と30カ国でオークションを行っている。
今回LIRは、不動産の新しい取引方法として、同社で取り扱う不動産を、不動産オークションプラットフォーム「コンシェルジュオークション」で販売開始。世界中の不動産を、ウェブ上からオークション形式で出品、入札することが可能となった。
コンシェルジュオークションは、高級不動産オークションにおいて世界シェア90%以上を誇り、売主は日本国内のみならず、世界中の富裕層顧客へアプローチすることが可能。最低入札価格を決められるため、値下げ交渉の手間が省けるとしている。
購入希望者にとっては、購入が申し込み順ではないオークション形式により、オークション期間内に自分のペースで購入検討が可能になる。
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