Appleが、環境保護に向けた最新の取り組みを明らかにした。「iPhone SE」の新モデルに、より持続可能な方法で製造された金属を採用するとしている。
Appleはさまざまな再生可能イニシアチブに投資しており、2030年までにサプライチェーン全体でカーボンニュートラルを達成するという目標に向け、計47億ドル(約5700億円)のグリーンボンドを発行している。この投資は、低炭素製造技術とリサイクル技術の開発の活発化を後押ししたという。このような取り組みの一環として、Appleはダイレクトカーボンフリーアルミニウムを購入し、iPhone SEにこの素材を使用するとしている。このアルミニウムは、製錬工程で炭素を直接排出せず、研究室以外の場で初めて工業規模で製造されるものだという。
このアルミニウムがすべてのiPhone SEで採用されるのかどうかは明らかにされていない。
Appleはプレスリリースの中で、同社のグリーンボンドで賄われた多数のプロジェクトを挙げている。
この記事は海外Red Ventures発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」