1月に新規販売された5G対応スマートフォンの台数が、4Gにしか対応していないスマートフォンの新規販売台数を上回った。そうした増加の大部分は、5Gへの対応が比較的遅かった「iPhone」によるものだ。
Counterpoint Researchによると、1月に販売された4Gまたは5G対応の新スマートフォンのうち、51%が5G対応だったという。特に中国、北米、西欧では、世界全体よりも、5Gスマホがかなり大きな割合を占めた。この割合は中国では84%、北米および西欧ではそれぞれ73%と76%だった。
Counterpointのデータを見ると、2020年の「iPhone 12」で初めて5Gに対応したAppleは、今や5Gスマホの新規販売市場をけん引している。
AppleのiPhoneは1月に、世界全体の5Gスマホ販売台数の37%を占めた。サムスンは、同社初の5Gスマホ「Galaxy S10 5G」を2019年に発売したが、1月の5Gスマホ販売台数の12%を占めるにとどまった。
Vivoと小米科技(シャオミ)は、ともに5Gスマホ販売台数の11%、OPPOは10%を占めた。いずれも中国で人気があるブランドだ。
この記事は海外Red Ventures発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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