配送プラットフォーム「PickGo」を展開するCBcloudは2月17日、オンライン服薬指導サービス「薬急便」を手がけるMG-DXとの業務提携を発表した。3月から薬急便で処方された薬を自宅に即日配送するサービスを開始する。サービスは関東圏からスタートし、地方都市など全国へ順次拡大していくという。
4月に予定されている「2022年度診療報酬改定」は、オンライン服薬指導実施要件の変更などが盛り込まれている。改定後は薬剤師の判断でオンライン服薬指導が実施できるようになる見通しで、患者は病院の診察後に薬局に行かなくても、好きな場所で薬を受け取れるようになる見込み。
また、オンライン服薬指導を行う薬局側は「処方薬の配達」に課題を抱えているという。服薬指導から処方薬の受け取りまでのタイムラグや、温度、湿度管理などの品質管理を要求する薬の配達などの課題があり、処方薬を安全に素早く届ける配送手段の確率が求められていると説明する。
PickGoは4万名以上が配達パートナー登録している。今回の業務提携で患者・薬局双方の課題解決を図る。
なお、自宅以外の職場、駅や商業施設の宅配受け取りロッカーなどへの配送も検討しているという。
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