Googleから2021年に2段階認証(2要素認証)を求められた1億5000万人の中に含まれていた人は、幸運だったと考えよう。アカウントがハッキングされる可能性が半減したからだ。
Googleは2021年10月から12月にかけて、アカウント保持者1億5000万人とYouTubeのクリエイター200万人を、同社の2段階認証に自動登録した。このセキュリティプロセスは通常、パスワードと、Googleアプリの確認メッセージやハードウェアのセキュリティキーといった第2のログイン手段を組み合わせている。
そして、この認証プロセスに価値のあることが実証されたという。Googleは米国時間2月8日の公式発表で、2段階認証のアカウントでは、侵害されたアカウントが50%減少したことを明らかにした。
「この減少は、自分のデータと個人情報を保護する上で、第2の認証手段を確保することがいかに有効となり得るかを明白に示している」「2段階認証を有効にしよう(さもなければ、われわれが有効にする!)。そうすることで、パスワードが漏えいした場合にまったく違う結果になる」(Google)
この記事は海外Red Ventures発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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