TikTokが「Repost」(再投稿)機能をテストしているという。これは、ユーザーが動画をフォロワーと共有するための新しい方法だ。米国時間1月4日、TechCrunchが報じた。この機能はTwitterの「リツイート」機能に相当するもので、動画を共有して友達の「おすすめ」ページ(ホーム画面のフィード)に表示することができる。
報道によると、再投稿ボタンは画面の右側にある「シェア」ボタンをタップすると表示される。シェアボタンでは既に、動画を直接友人に送ったり、他のソーシャルメディアに投稿したりすることはできる。TechCrunchによると、再投稿された動画はユーザーのTikTokのプロフィールには表示されず、友人の「おすすめ」フィードにのみ表示されるという。
TikTokの担当者は米CNETに、「私たちは常にコミュニティーに価値をもたらし、TikTok体験を豊かにする新しい方法を考えている。現在、人々が楽しんでいるTikTok動画を共有するための新しい方法を実験しているところだ」と語った。
再投稿ボタンは、「おすすめ」ページで動画を表示した際に表示されるとTechCrunchは述べている。つまり、「トレンド」ページや受信したメッセージで見つけた動画には表示されないということだ。
さらに、再投稿された動画がユーザーのフィードに表示されるのは、再投稿ボタンを押したユーザーと相互フォローの場合だけだ。TechCrunchよると、TikTokはこの機能を「少数のユーザーで」テストしているという。
現在、TikTokで動画を共有するには「リミックス」や「デュエット」という方法があるが、これらの機能では動画を加工する作業が必要だ。再投稿ボタンなら、自前のコンテンツを作ったり付け足したりせずに、動画をそのまま共有できる。
この記事は海外Red Ventures発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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