[ブックレビュー]行動、習慣、心がけとは--「世界の『頭のいい人』がやっていることを1冊にまとめてみた」

フライヤー編集部2021年11月20日 08時00分
アスコム
内容:一口に「頭のいい人」といっても、さまざまな人がいる。どの人も、自分の得意分野や性格を理解し、それをうまく仕事や生活に生かしているのだろう。そうした人たちがどのように考え、行動しているかがよくわかる1冊だ。

 一口に「頭のいい人」といっても、さまざまな人がいる。気の利く同僚、話題が豊富で話していて楽しい友人、役柄によってまったく違う顔を見せる俳優など、皆それぞれ頭がいいと筆者は思う。どの人も、自分の得意分野や性格を理解し、それをうまく仕事や生活に生かしているのだろう。気の利く同僚は、ある仕事を自分がどこまでやるべきかを理解し、線引きや加減ができる人。話していて楽しい友人は、相手にたくさん話してもらうところと、自分がたくさん話したいところのバランスがとれる人。演技派俳優は、もともと持っている愛らしさや色気、茶目っ気、力強さ、しなやかさなどを表現するとき、役柄によってバランスを調整できる人だと考える。

 著者自身も相当に頭のいい人物だ。東京大学大学院で博士課程を修め、フランスの研究所に勤務した。高IQ集団、MENSAの会員でもある。

 本書ではそんな著者が脳科学者としての視点から、今まで出会った世界の「頭のいい人」たちについて、その人となりや心がけ、行動、習慣などを紹介している。どの人物もそれぞれの分野においてトップレベルの実績を上げており、そうした人たちがどのように考え、行動しているかがよくわかる1冊だ。

 「頭のいい人」は自分の性格や特性をよく理解し、活用している。自分を高めたいと思っている人は、ぜひ本書を手に取って、自分の個性を理解し、伸ばすためのヒントとしてほしい。

今回ご紹介した「世界の『頭のいい人』がやっていることを1冊にまとめてみた」の要約記事はこちら。この記事は、ビジネスパーソンのスキルや知識アップに役立つ“今読むべき本”を厳選し、要約してアプリやネットで伝える「flier(フライヤー)」からの転載になります。

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