三菱地所の子会社WELL ROOMは11月2日、多言語対応のヘルスケアサービス「WELL ROOM」のサービスを開始した。主に従業員数50人未満の中小企業やスタートアップ企業向けのサービスで、日本人従業員のみならず外国人従業員の健康維持やメンタルヘルスに役立つサービスを提供する。
多言語や異文化に対応した健診実施医療機関の紹介やメンタルヘルス相談サービス、産業医相談サービスを提供するもので、外国人が日本人と同じレベルでヘルスケアのサービスを享受できる環境の構築を目指す。
コロナ禍においては、相談相手が日本に少ない傾向にある在留外国人のメンタルヘルス対応も急務とされており、本サービスでは母語かつオンラインで気軽に相談ができるのが特徴。
料金は従業員15人未満の企業が月額5000円(税別)、50人未満の企業が1万円(税別)、300人未満の企業が5万円(税別)となっており、契約から3カ月間は上記金額から半額で提供する。従業員が300人以上の企業にも対応するが、料金は別途相談。なお、従業員の費用負担はない。
対応言語は、メンタルヘルス相談サービスは日本語、英語、中国語、スペイン語、ポルトガル語の5カ国語、産業医相談サービスは日本語、英語の2カ国語。
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