Facebookは米国時間10月20日、ルールに違反したユーザーによる「Facebookグループ」への投稿に対し、表示の優先順位を下げることで、潜在的に問題のあるコンテンツを他のユーザーの目に留まりづらくすると発表した。また、グループのメンバーのコンテンツがFacebookによってフラグ付けされた場合、管理者にその旨を通知し、コンテンツが削除される前に自ら削除するか、Facebookにレビューを依頼できるようにするという。
この新しいセーフティー機能は、3月にFacebookが発表した、グループの仕様変更に続くものだ。グループでは、特定のトピックについて公開または非公開で投稿できるが、新型コロナウイルス関連の誤情報やヘイトスピーチなど有害コンテンツの拡散に悪用されてきたことから、同社は取り締まりのための精査に取り組んでいる。一方で、こうした新規の対策にどれほどの効果があるのかは不明だ。
Facebookは3月、問題のあるコンテンツの拡散を抑えるため、ルールに違反したグループに参加しようとしているユーザーに警告を発するなどの変更を複数発表していた。Facebookのコミュニティ規定に違反したユーザーは投稿、コメント、グループへ新規メンバーを追加すること、新しいグループを作成することも制限される。Facebookはグループの管理者やモデレーターを頼るようになっており、ルールに違反したユーザーや、削除されたグループにいたメンバーが大半の場合、管理者に逐一投稿を承認するよう求めている。
この記事は海外Red Ventures発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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