LINEは10月21日、ECサイト作成サービス「MySmartStore」を先行リリースした。本格提供開始は2022年春を予定する。初期費用、月額費用は無料で、販売手数料は2.5%、決済手数料は3.5%。なお、新規開設キャンペーンとして、2022年3月までに新規開設したストアを対象に、2023年3月まで販売手数料が無料になる施策も実施する。
MySmartStoreは、LINEの公式アカウントとの連携が特徴のECプラットフォーム。顧客とのチャットやクーポン配布などの販促、発送通知までワンストップで対応できる。
各デバイスにあわせたデザインレイアウトと編集機能で、簡単にECサイトを構築できるとしている。売れ筋商品など販売戦略に役立つ分析データも管理画面から確認できるほか、サイトへの流入経路や主な顧客層を確認できる機能も今後搭載予定。
なお、同サービスはLINEの関係会社にあたる韓国NAVERが開発した「NAVER SmartStore」を日本向けにローカライズしたもので、韓国では利用店舗が約47万店舗、2020年の取引額が17兆ウォン(約16億5300万円)におよぶという。
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