米大手決済サービスのPayPalが、ソーシャルメディアプラットフォームPinterestの買収を検討していると、米国時間10月20日に複数のメディアが報じた。
Bloombergは、PayPalがPinterestに対し、買収の可能性を「最近打診した」と報じている。またReutersは、事情に詳しい関係者の話として、両社は1株あたり70ドルという買収価格で協議したと報道。両紙によると、買収総額は450億ドル(約5兆1000億円)になるという。
PinterestとPayPalはいずれもコメントの依頼に応じていない。
創業から20年以上が経つPayPalは、近年ではモバイル決済アプリ「Venmo」やオンラインクーポンコードツール「Honey」など、他にも数社の企業を保有している。この9月には、後払い決済サービス「ペイディ」を提供するPaidyを買収すると発表していた。
Pinterestは、Eコマース関連の機能強化を独自に進めており、「アイデアピン」のショッピング対応を7月にリリースし、認定ショッププログラムを含む、その他のショッピング機能を10月にリリースしている。なおPinterestによると、7月時点の月間アクティブユーザー数は4億5400万人だったという。
この記事は海外Red Ventures発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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