Googleは米国時間10月6日、今後5年間で10億ドル(約1110億円)をアフリカに投資することを明らかにした。アフリカ大陸のインターネット接続を改善し、新興企業を支援する計画だという。
同社は「Google for Africa」というイベントを初めて開催し、「Africa Investment Fund」(アフリカ投資基金)を発表した。同社の従業員や技術へのアクセスを提供することによって新興企業を支援するもので、これについてはReutersが先に報じていた。
また、非営利団体Kivaと提携して、ガーナ、ケニア、ナイジェリア、南アフリカの小規模企業が新型コロナウイルスのパンデミックに耐えられるように、1000万ドル(約11億円)の低利融資を提供する。
「イノベーションがアフリカで始まって世界に拡大していく様子をますます目にするようになっている。例えば、アフリカの人々は、早い時期にコンピューターではなくスマートフォンを通してインターネットにアクセスした人々だった。また、モバイル決済は、世界で採用される前にケニアで普及した」と、Googleの最高経営責任者(CEO)を務めるSundar Pichai氏はイベントで述べた。「今後5年間で3億人の人々がアフリカでオンラインを利用するようになるにつれて、この勢いは増す一方だ」(同氏)
この記事は海外Red Ventures発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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