Fitbitが世界で初めて皮膚電気活動(EDA)センサーを搭載したスマートウォッチ「Fitbit Sense」を発売したのは、2020年のことだ。そしてFitbitは米国時間8月25日、EDAセンサーを利用して体のストレス反応を測定する機能を搭載したトラッカー「Fitbit Charge 5」を発表した。
ウェアラブルデバイスは驚くほどの量のデータを収集しており、その変化の波や結果を見るのはユーザーにとって興味深いものだ。だがこれまでは、そのデータをどのように活かせばいいのか、健康やウェルネスを全体的に向上させるために行動をどう変えればいいのか、という点が判然としないことも多かった。しかし、サブスクリプションサービス「Fitbit Premium」の加入者は、個人別のスコアを示す「Daily Readiness Score」(今日のエナジー)が近く利用可能になる。このスコアを利用すれば、自分の体がワークアウトに適した状態になっているかを調べたり、推奨される活動量を確認したりできる。対象機種は「Fitbit Sense」「Fitbit Versa 3」「Fitbit Versa 2」「Fitbit Charge 5」「Fitbit Luxe」「Fitbit Inspire 2」。
Fitbitによると、Fitbit Senseのユーザーの70%で、2分間のEDAスキャン中に心拍数の減少が認められており、これはFitbitのツールがストレスの軽減に役立つことを示しているという。定期的なセッションを通じてストレスの軽減に役立つ習慣を身につけることが推奨される。
Fitbit Charge 4はGPSを搭載しており、Charge 5でもこれを踏襲している。他の複数の機能はFitbit Senseにも搭載されており、例えば酸素飽和度(SpO2)計測、皮膚表面温度計測、心電図(ECG)、「Active Zone Minutes」などがある。
新製品のFitbit Charge 5は現在予約を受付中で、価格は6カ月間のPremiumメンバーシップ込みで179.95ドル(日本では税込2万4990円)。日本の公式サイトには本稿執筆時点で「9月下旬までに発送」と記載されている。
この記事は海外Red Ventures発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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