Instagramは、自分をフォローしていないユーザーや最近フォロワーになったばかりのユーザーからのコメントやダイレクトメッセージ(DM)を制限する機能を追加した。米国時間8月10日のブログで明らかにした。Instagramのプライバシー設定からこの機能のオンオフを切り替えることができる。
クリエイターや有名人に対する、知らない人からのコメントやDMが急に増加する場合があるとの声が寄せられたことから、Instagramはこの機能を開発した。例えば、オリンピックでメダルを獲得した後に話題になると、多くのケースでは、サポートの声が殺到するが、不快なコメントやメッセージが寄せられる場合もあるという。同社は、自分をフォローしていない人と、最近フォロワーになった人からのコメントとDMを自動的に非表示にする「Limits」(制限)機能を導入する。
Instagramは、「当社の調査によると、有名人への否定的な反応の多くは、その人をフォローしていない人、あるいは直前になってフォローした人や、その瞬間押しかけた人から寄せられている」と指摘し、「許容できない」例として、7月の「Euro 2020」決勝戦後に、選手に対する人種差別的な発言が急増したことを挙げている。
またInstagramは、攻撃的な内容になっている可能性があるコメントを投稿しようとしている人に、より強い警告を表示する。コミュニティガイドラインを再認識させ、コメントを削除、あるいは非表示にする可能性があると警告する。
さらにInstagramは、「Hidden Words」機能を順次グローバルに提供する。この機能は最近発表され、一部の国でリリースされていた。8月末までにすべての人が利用可能になるという。さまざまな攻撃的なフレーズを含んだメッセージを隠しフォルダーに格納し、ユーザーが見なくてもすむようにする機能だ。
この記事は海外Red Ventures発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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