ヤフーは7月6日、カーナビアプリ「Yahoo!カーナビ」において、「東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会(東京2020大会)」向けの機能を7月19日に提供すると発表した。
東京2020組織委員会は、大会に出場する選手などの関係者を、安全、円滑かつ効率的に輸送するための「関係者輸送ルート(ORN・PRN)」のほか、競技会場周辺の一般道路における混雑を防ぐため、一般車両の通行を禁止する「進入禁止エリア」、規制標識を設置し通過交通を制限する「通行規制エリア」、案内看板などにより会場近くを通り抜けしようとする車両に迂回を促す「迂回エリア」などを設定。これにより、一般車両は道路の一部について使用が制限される予定となっている。
このため、Yahoo!カーナビにおいて、関係者輸送ルートを回避したルートを提案したり、進入禁止エリア、通行規制エリア、迂回エリアなどを地図上で確認できたりする機能の提供を開始する。なお、関係者輸送ルートの回避や、各エリアを地図上で確認する機能については、東京圏が対象となる。
同社によると、Yahoo!カーナビは東京2020大会終了後についても、外部企業・団体の情報を活用し、特定のエリアやルートを回避するナビゲーション技術を災害時など社会課題の解決に向けて活用していく予定としている。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス