Volkswagen(VW)傘下のPorscheと、位置情報サービスのHERE Technologies、通信技術を手がけるVodafone Groupは、自動車運転時に遭遇する危険な状況を、いち早くドライバーへ警告するシステムの開発に向け提携した。
3社は、道路上の危険を認識する技術、精度の高い地図情報、5G通信技術を組み合わせ、危険をリアルタイムに知らせるシステムを開発する考え。このシステムは、自動車に搭載したカメラからの映像を解析して危険を認識すると、HEREのデータから正確な位置を割り出して警告する。前方が目視できないような道路状況でも、ほかのセンサーを活用して情報を得る。
概念実証(PoC)用システムの検証は、オランダのアルデンホーフェンにあるVodafoneの研究施設で実施する。実証段階の調査を終えたら、実用化の可能性を探るため、ほかの施設で多種多様な環境のもと継続して実験していく。
システムの紹介ビデオ(出典:Vodafone/YouTube)
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