Googleは、ニュース速報や他の「急速に進展する」トピックを検索するユーザーに対し、結果の信頼性についての警告を表示すると発表した。誤情報の拡散に同社が荷担しているとの批判に対処する取り組みの一環だ。
この警告がユーザーに表示されるのは、進展中の問題について信頼できる情報がオンラインでまだ不十分な可能性がある場合だ。まず米国で提供が始まり、検索結果の上段に、英文で次のような警告が示される。「検索結果が急速に変化しているようです。トピックが新しい場合は、信頼できる情報源によって検索結果が追加されるまでに時間がかかることがあります」。今後数カ月のうちに他の国にも提供を拡大していくという。
Googleによると、警告を出すべきトピックは同社のシステムが検知するという。
「当社は今後、より広範な情報源からより多くの情報が提供される頃に改めて検索するのが、望ましい可能性があると伝える通知を表示する」とGoogleは説明した。
この機能は、Googleだけでなく競合のFacebookやTwitterも、各プラットフォーム上の誤情報や過激な主張、有害なコンテンツについて厳しい視線にさらされている中で登場した。こうした批判は、これらの企業が新型コロナウイルス感染症や米国を含む世界中の選挙に関する偽情報に取り組む中で高まってきている。
この記事は海外Red Ventures発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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