LASSICは、同社が運営する「テレワーク・リモートワーク総合研究所」(テレリモ総研)にて、テレワークによって「浮いた通勤時間の使い道」に関するアンケート調査を、6月17日付けで公表した。調査期間は9月1~4日で、全国の20~65歳のテレワーク、リモートワークを経験したことがあるワーキングパーソン男女1077名を対象。インターネット調査によるものとしている。
「テレワークの良かった点をお知らせください」という質問に対して、「通勤によるストレスがなくなった」と答えている方が多く、男性は約6割、女性は65%近くにのぼったという。
テレワークによって浮いた時間の使い道について質問したところ、男性では「仕事」と「SNS・ネットサーフィン」が、22.76%で同率1位に。女性は「家事」との回答が最も多く40.46%。1位と15%以上差をつける突出した結果になったという。
男女ともに家事が上位にきていることから、テレワーク、リモートワークによって両立を目指しやすくなった方が一定数存在すると分析する一方、男女比で見ると、女性は男性の約2倍の数値となっており、テレワーク、リモートワーク下においても、女性が家事を担っているケースが多いことが伺えるとしている。
テレワークの悪かった点について質問したところ、最も多かった回答は「仕事とプライベートの区別ができない」。テレワーク・リモートワークで浮いた通勤時間を仕事に費やしているという回答は男女とも上位となっているなか、時間の制約なく仕事に没頭しやすくなることで、プライベートとのオンオフが切り替えづらくなっている状況があると指摘している。
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