金融教育のABCash、従業員の資産形成を支援する福利厚生サービス「ABCare」を提供

 ABCash Technologiesは6月3日、従業員の資産形成を支援する福利厚生サービス「ABCare」を提供開始すると発表した。

 
 

 同社は、20〜30代のミレニアル女性向けに、中立的な金融教育サービス「ABCash」のほか、法人向けサービス「Financial Care」を提供。Financial Careでは、従業員への福利厚生として、年金・資産形成・家計管理・保険・住宅のカテゴリで100本以上の動画学習コンテンツを視聴することができる。

 今回、累計受講者1万人のお金の行動科学データ「Financial Science Data」を活用し、事業買収した「おかねアンサー」の知見をベースに、ABCareとしてリニューアルする。利用料は従業員一人あたり月額300円だが、人事担当者向けに無料トライアルキャンペーンを実施。6月30日までに申し込むと、10日間無料で利用できる。

 導入企業の従業員は、AIによってパーソナライズされた学習コンテンツ(全100種類以上)の視聴に加え、専門家にチャット(24時間365日)で相談できる。レポート機能も備えており、従業員の金融リテラシー向上を可視化できるほか、診断結果や動画視聴状況、相談件数などを統計分析が可能だ。

 同社によると、新型コロナウイルス感染拡大の影響により、お金に関する悩みは多様化し、資産形成ニーズが高まっているという。中でも、企業型確定拠出年金の導入によって、従業員の資産形成をサポートする企業は増加。従業員の体の健康と心の健康に加え、お金の健康に対しても関心が高いとしている。

 今後は、Financial Science DataにもとづいたAIの活用により、学習コンテンツのパーソナライズの精度を高めるなど、日本の金融教育の普及に取り組むという。

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