アプリプラットフォーム「MGRe」、購買時と購買前の行動データがどちらも取得可能に

 ランチェスターは6月1日、SaaS型アプリマーケティングプラットフォーム「MGRe(メグリ)」において、「バーコードリーダー」機能を追加したと発表した。

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 MGReは、企業のアプリ開発から運用、分析までをワンストップで支援するアプリプラットフォーム。アプリ会員証で店舗とECの顧客情報やポイントを一元化し、すでに企業がYouTube、Instagram、ブログなどで配信しているコンテンツを自動で集約。プッシュ通知を利用して顧客へと発信するなど、リテールに特化した機能を備えているという。

 これまでMGReでは、「店内モード」と「デジタル会員証」機能を提供しており、顧客がどの店舗でどの商品を購入したのか購入時の行動データを得ることが可能だった。今回追加したバーコードリーダー機能を使うことで、顧客はアプリ内カメラから店内商品のバーコードやQRコードを読み取り、商品の詳細情報や在庫情報などを確認できるようになる。

 これにより、顧客が店舗でどの商品に関心を持ったのか、購買前にどのような行動をしていたのかといった購買前の行動データも取得できるようになるという。また、これを購入時の行動データと併用することで、誰が、どこで、なにに興味関心を持ったのか、より詳細な顧客データの取得が可能になるとしている。

 
 

 たとえば、顧客がバーコードリーダーでスキャンした商品をお気に入り登録し、店舗では購入せず帰宅した場合でも、後日、セール情報や類似商品をおすすめするようなプッシュ通知で購買を後押しすることが可能。また「店内モード」の履歴と「バーコードリーダー」の履歴により、その顧客がどの店舗でどの商品をどれくらいスキャンしたのかといったデータも参照できる。これにより、店舗ごとに関心度の高い商品データを得られるとしている。

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