Googleは米国時間3月30日、ショッピングモールや空港の中での移動を支援する機能や、運転時に環境に優しいルートを選択できるようにする機能など、「Googleマップ」アプリの複数の新機能を発表した。
その1つが「ライブビュー」機能の更新だ。ライブビューは、拡張現実(AR)を使ってスマートフォンの実際の画像の上に矢印をオーバーレイ表示し、徒歩で移動する場合の経路を示すもの。Googleは2年前に屋外ルート用にこの機能を導入しており、今回、この機能を一部の屋内空間にも拡大した。まず、サンフランシスコ、ロサンゼルス、シカゴなどの都市にあるショッピングモールでこの機能を提供する。チューリッヒや東京の空港などでも「今後数カ月」のうちに提供するという。
またGoogleは、道路の傾斜や混雑状況などの要因を基に、二酸化炭素の排出量が少ない走行ルートを表示する。到着時間がほとんど変わらない場合は、より環境に優しいルートをデフォルトで表示する。走行時間に大きく影響する場合は、ユーザーがルートを選択できる。この機能は2021年内に米国で提供を開始し、その後米国外にも展開していく予定だ。
この記事は海外Red Ventures発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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