Appleは、米国内に展開する全270の直営店が米国時間3月1日までに営業を再開したことを、米CNETに対して明らかにした。新型コロナウイルスの感染拡大に対応するために、同社が直営店を休業し始めたのは1年近く前のことだ。
全店舗の営業再開は小さな節目だが、これも米国社会がコロナ禍以前の状態に戻りつつあることを示す兆候といえる。Appleは、2020年3月13日に直営店を休業し始めた後、この1年間に一部の地域では営業を再開していた。また感染者数が急増した世界の他の地域でも同様の対応をしてきている。
9to5Macによると、Appleは店内で買い物できる直営店を、米国内のより多くの地域に拡大し始めている。ただし、店内ではマスクの着用がやはり義務付けられており、入店者数も制限され、入店前の検温が実施されているという。
世界全体では、まだ休業中のApple Store店舗がわずかに存在する。たとえばフランスでは十数店舗、ブラジルでは2店舗がまだ休業中。一方、メキシコの店舗は3月2日に営業を再開するとAppleは認めている。
この記事は海外Red Ventures発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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