ノートを共有して学習の疑問を解決できる勉強ノートまとめアプリ「Clear」を提供するCLEARは2月12日、コクヨの子会社になることを発表した。
同社が2013年から提供するClearは、現在、日本、タイ、台湾、インドネシアで展開。アプリとウェブで利用でき、これまでに40万冊以上の勉強ノートが公開されているという。
Campusノートを提供するコクヨとは共同イベントなどを開催しており、2020年末より、共同事業としてお互いのサービス・商品と企画力を用いて新たなビジネスモデルを築くことを検討。その後、共同事業を成功させるためにCLEARを子会社化することについて合意したと説明する。
子会社化によって両社のユーザー基盤を共有し、新たな価値創出とビジネスモデルの拡充を目指すという。また、コクヨブランドを活用したClearのユーザー拡大や、Clearユーザーを基盤にした生徒募集サービス「MEETS」および「進路選び」事業の成長を加速させる方針。
なお、近日中に完了予定の株式譲渡後も、CLEAR代表取締役社長の新井豪一郎氏をはじめとする創業メンバー・社員は継続して事業を運営。独立した経営を維持するという。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」