Microsoftは米国時間2月3日、報道機関へのニュース使用料支払いを大手デジタルプラットフォームに義務づけるオーストラリアの法案について、支持を表明した。GoogleとFacebookは、ニュース発行元との交渉を強いられるこの規制法案に反対している。
Microsoftのプレジデントを務めるBrad Smith氏は3日付のプレスリリースで、「この法案は、デジタルプラットフォームとオーストラリアのニュース企業との間に存在する交渉力の不均衡に対処する、理にかなった取り組みだ」と述べた。
Googleは1月、この法案が成立した場合、オーストラリアで検索エンジンの提供を中止する可能性があると警告した。これに続いてFacebookも、法案が成立すれば、不本意ながら同国ではFacebookやInstagramでニュースを共有できないようにすると表明した。
Smith氏はさらに、Microsoftは競合するサービスとより互角に対抗するため、同社の検索エンジン「Bing」に注力していくとした。Reutersが伝えた業界データによると、オーストラリアの検索市場は現在、Googleが94%のシェアを占めている。
この記事は海外Red Ventures発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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