Facebook傘下のOculusは米国時間2月2日、Facebookの「Messenger」アプリを仮想現実(VR)ヘッドセットの「Oculus Quest」および「Oculus Quest 2」に追加すると発表した。今週から段階的に提供していく。ヘッドセットを装着している間もユーザーがソーシャルな状態を維持できるようにすることが狙いだ。ユーザーはコントローラーを使ってメッセージをタイプ入力するか、用意された定型メッセージを送るか、音声入力機能を利用して友人とチャットすることができる。
メッセージは、Messengerを利用できるどのデバイスにも送信できる。つまり、受信側がヘッドセットを使用している必要はないということだ。チャットの参加者がヘッドセットを持っている場合、「パーティー」機能を使えばすぐに同じゲームで遊ぶことも可能だという。
Oculusは、このアップデートを利用することで既存のプライバシー設定が変わることはないと説明した。ヘッドセットを貸し出す際などはMessengerからログアウトすることができる。Messengerと連携しない状態でもOculus Quest内のチャットは可能だ。
OculusはMessengerへの対応とともに、個人開発者がVRゲームを配信できるプラットフォーム「App Lab」も立ち上げた。App Labはゲーム配信のメインプラットフォームである「Oculus Store」の基準に満たない、より小規模なゲームを配信する。開発者はシンプルなリンクやデジタルキーを使ってゲームを共有することができる。
この記事は海外Red Ventures発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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