Amazonは、Joe Biden米大統領が就任後100日で米国民1億人の新型コロナウイルスワクチン接種を目指すという目標を達成できるよう、大統領を支援する用意ができていると述べている。小売部門の責任者Dave Clark氏が、新政権に宛てた米国時間1月20日付けの書簡で表明した。AmazonのフルフィルメントセンターやAmazon Web Services(AWS)のデータセンター、子会社Whole Foods Marketの店舗などで働くエッセンシャルワーカーは在宅勤務が不可能であり、早期に新型コロナワクチンを接種するべきだとし、Amazonはその取り組みで支援していくと述べている。Amazonは、認可されたサードパーティーの医療機関と、Amazonの施設を使ってワクチンを投与することで合意したという。
Clark氏は書簡の中で次のように述べている。「ワクチンが提供できるようになれば、迅速に動く用意ができている。また、当社の運用やIT、コミュニケーションの能力、専門知識を活用し、新政権によるワクチン接種の取り組みを支援する準備を整えている」
Letter to @POTUS: “Amazon stands ready to assist you in reaching your goal of vaccinating 100 million Americans in the first 100 days of your administration.” pic.twitter.com/bH6y6IZZEW
— Amazon News (@amazonnews) January 20, 2021
Amazonは2020年にはパンデミックの最中に危険手当と無制限で無給の休暇を取得できる制度を打ち切るという決定を下し、新型コロナウイルスに対する安全衛生対策について従業員から批判を受けた。同社は10月、現場の第一線で働く米国の従業員の新型コロナウイルス感染者数について、2万人弱だと公表した。従業員や13州の州検事総長が情報を開示するよう求めていた。
この記事は海外Red Ventures発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
地味ながら負荷の高い議事録作成作業に衝撃
使って納得「自動議事録作成マシン」の実力
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」