PFUは1月19日、パーソナルドキュメントスキャナー「ScanSnap」シリーズの新モデル「ScanSnap iX1600」と「ScanSnap iX1400」を1月22日から販売開始すると発表した。
PFUダイレクト価格は、ScanSnap iX1600が5万2800円(税込)、ScanSnap iX1400が4万1800円(税込)。
同社によると、新型コロナウイルス感染拡大の影響によりテレワークの導入が急速に広がる中、障壁のひとつとなっているのが紙での業務だという。2020年7月に同社が実施したアンケートでは、95%のユーザーが紙書類のデータ化によりテレワーク業務の生産性が向上したと回答しているという。
オフィスにある大量の紙を、テレワークで活用するための高速なデータ化は必要不可欠であり、自宅でもオフィスと同等に請求書や伝票の処理ができるような環境構築が求められている。
そこで同社は、このようなニーズに対応した新スキャナーとして、ScanSnap iX1600とScanSnap iX1400の2モデルの販売を開始する。
ScanSnap iX1600は、ScanSnapシリーズ最速の毎分40枚を実現。前モデル「ScanSnap iX1500」と同様に、操作はタッチパネル(4.3インチ)を利用する。
また、オフィスなどで複数人の利用時もタッチパネルを利用してユーザーを切り替えることが可能。4ユーザーライセンスを標準添付し、オフィスでの紙文書の整理やチームでの共有、家庭のさまざまな紙文書整理などに活用可能。
Wi-Fi(2.4/5GHz帯)を搭載し、スキャナーからクラウドサービス(ScanSnap Cloudを利用)へ直接連携するといった使い方も可能となっている。
対応するクラウドサービスは、クラウド会計ソフト freeeやマネーフォワード クラウド会計・確定申告、弥生会計・やよいの青色申告などの会計・個人資産管理サービスのほか、DropboxやGoogle Drive、OneDriveなどのドキュメント管理に対応。また、名刺管理のEightや、写真管理としてGoogle Photosにも対応する。
ScanSnap iX1400は、スキャナーの基本性能をScanSnap iX1600と同等としながらも、タッチパネルやWi-Fi機能を排したことで、価格を抑えたUSB接続専用モデル。
シンプルな操作性で、PC保存を主にされる人向けのモデルとなっているという。
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