台湾のFoxconnは、Appleの要請を受けて「iPad」と「MacBook」の組み立ての一部を中国からベトナムに移管する計画だという。Reutersが米国時間11月26日に報じた。Appleは、同社サプライチェーンに対する米中貿易摩擦の影響の緩和を図っており、新しい生産ラインは2021年前半に稼働を開始する予定だという。
iPadとMacBookのどのモデルがベトナムで生産されるのかは不明だ。
Foxconnは生産の30%以上を中国外に移すことを目指しており、ベトナムに2億7000万ドル(約280億円)を投資する計画だと、Nikkei Asiaは25日に報じていた。
まもなく任期終了を迎えるDonald Trump米政権は、関税など国際貿易上の手段を使って、米国との合意内容を変更させるために中国などの国に圧力をかけてきたが、そうしたやり方は米国企業に悪影響を及ぼし、製品価格の上昇につながるとして、一部から批判されていた。Foxconnの会長は8月、投資家らに対し、「(中国が)世界の工場だった時代は終わった」と語っていた。
AppleとFoxxconはコメントの依頼にすぐには応じなかった。
この記事は海外Red Ventures発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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