メタップスアルファ、「miime」で日本円によるデジタルアイテムの決済機能を導入

 メタップスアルファは7月14日、同社が運営するブロックチェーン技術を活用したデジタルアイテム(NFT)の取引所「miime」(ミーム)において、クレジットカードを用いた日本円でのデジタルアイテム(NFT)の決済機能を、同日から提供開始すると発表した。

 miimeは、デジタルアイテムをユーザー間で売買できるCtoCマーケットプレイスとして運営。NFT(Non-Fungible Token)と呼ばれる形式で、ブロックチェーン上にトークンとして記録されたデジタルアイテムを対象とし、ユーザー同士で売買をすることが可能。ブロックチェーンを活用することで、売買成立と同時に支払いとデジタルアイテムの所有権移転が実行される。

 これまでデジタルアイテムの取引には、事前に暗号資産(ETHなど)の準備が必要となっており、暗号資産を保有していない新規ユーザーにとって大きなハードルとなっていると指摘。長期的に見ても市場の発展を大きく妨げる要因であるとし、この課題に取り組んできたという。

 利用可能なクレジットカードブランドは、VISAとmastercardの2ブランド。これにより、暗号資産を保有していない多くのユーザーが、miimeを通じてデジタルアイテムの取引を簡単に行えるようになったという。今後、グループ会社が運営する送金アプリの「pring」など、クレジットカードに限らず多様な決済手段の導入を予定しているという。

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