英国のBoris Johnson首相が国内の5Gネットワークから華為技術(ファーウェイ)製品を排除する準備を進めており、早ければ年内にも実行すると、Bloombergが米国時間7月5日に報じた。情報筋によると、英国立サイバーセキュリティーセンター(NCSC)は、米国の制裁を受けたファーウェイが信頼性の低い技術を使わざるを得なくなり、セキュリティ上のリスクがもたらされると判断したという。
Johnson氏は1月、ファーウェイが英国の5Gネットワーク市場に参入することを条件付きで認可した。同社はネットワークの中核部分の構築から除外され、シェアを35%以下に制限される。また、重要地域のネットワーク構築からも除外される。
当時、米国は英国にファーウェイを排除するよう要請していたが、英国はこれに沿わない判断を下したことになる。
ファーウェイは2019年5月に安全保障政策上の利益に反する企業として米商務省のエンティティーリストに登録された。同時に、Donald Trump大統領はファーウェイと中国政府の緊密な関係は安全保障上好ましくないとして、同社との取引を原則禁止する大統領令に署名した。同社はこうした批判を繰り返し否定している。
ファーウェイとJohnson氏のオフィスにコメントを求めたが、回答は得られていない。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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