地域医療における専門医不足問題の解決を目指すMediiは6月29日、独立系ベンチャーキャピタルのANRI、ReBoost、その他の個人投資家を引受先とした第三者割当増資を5月に実施したと発表した。
同社は、リウマチ内科専門医であり難病患者でもある山田裕揮氏が設立した、医師と患者双方視点で本質的な医療の形を目指す医療ベンチャー。
地方と都市部で広がる専門医偏在問題、医療格差の解消を目指す専門医シェアリングプラットフォーム「E-コンサル」や、難病や希少疾患などに悩んでいる患者に対し、専門医によるセカンドオピニオンをオンラインで提供する「E-オピニオン」などを提供している。
また、新たにがん患者向けのセカンドオピニオンサービスを7月20日にリリースする。同サービスのリリースに先立ち、6月29日より、クラウドファンディングサイト「Makuake」にて先行予約を開始している。期間は7月24日まで。
オンライン完結型のセカンドオピニオンサービスで、江戸川病院との提携により実現したという。主治医に紹介状を依頼をする手紙が得られ、その手紙を主治医に渡すと、主治医から紹介状がサービスの元に届き、専門医からの手紙を待つだけでセカンドオピニオンが受けられるしくみだ。一般販売予定価格は4万3780円(税込)で、リターンは人数によって65%オフ~42%オフとなっている。
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