情報工場は6月25日、スイスの書籍要約サービスを運営するgetAbstract AGと業務提携を結んだと発表した。第1弾の取り組みとして「getAbstract」の日本での販売を開始する。
情報工場は、さまざまなジャンルの書籍をダイジェストにして配信するサービスSERENDIP(セレンディップ)を運営。日本語の書籍だけでなく、邦訳出版されていない海外で話題の書籍なども紹介している。ビジネスパーソン向けの学びのツールとして、企業への導入が進んでおり、NTTや日本たばこ産業、富士フイルム、三菱商事などが取り入れている。
一方、getAbstractは、ビジネス書や記事、動画をコンパクトに要約して配信するサービス「getAbstract」を英語、ドイツ語など7カ国語で展開しており、2万本を超える要約のライブラリーを持つ。会員数は1000万人以上、「Fortune500」の3分の1以上の企業に導入されているという。
今回、getAbtractの日本における販売を開始することで、外国人社員への学習ツールに加え、日本人社員の情報獲得ツールとして展開していくとのこと。ビジネスに使える実用的な外国語学習としても効果的としている。
getAbtractは、2カ月間の無償提供期間を設けており、ビジネス書やTED Talkなどの動画をコンパクトに要約した2万本以上のコンテンツが閲覧可能。利用可能人数は無制限になる。その後の有料版の費用は契約内容によって異なる。
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