Pinterestの最高経営責任者(CEO)Ben Silbermann氏が、同社におけるダイバーシティー(多様性)の欠如に対処すると約束したようだ。元従業員2人が、人種差別や不当な待遇について同社を批判していた。
Silbermann氏は、2020年末までにPinterestの取締役会に有色人種の役員を1人増やし、人種差別やインクルージョン、偏見に関する同社の意識を高める計画だという。同氏が従業員に送った電子メールをBloombergが入手して報じた。
Silbermann氏は、「ここ数週間で私が学んだのは、当社の文化に壊れている部分があるということだ。正直に言うと、私はわれわれのやるべきことが一体どれほどあるかを理解していなかった」と述べ、「最も重要なことだが、私は今もわれわれがPinterestを、黒人の従業員やあらゆるマイノリティーの人、誰もが誇りを持って働ける企業にできると信じている」とした。
数日前には、Pinterestの元従業員2人(いずれも黒人女性)が、同社のポリシーチームで勤務していた間の給与が不当に低く、差別の問題にも直面したと主張していた。
Pinterestの広報担当者は、Bloombergの入手したこのメールが従業員に送られたものであることを認めている。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス