メルカリ、車好きSNS「CARTUNE」をイードに譲渡--「当初の事業計画から乖離」

 メルカリは5月26日、同社の連結子会社で車好きSNS「CARTUNE(カーチューン)」を運営するマイケルの全株式を、イードに譲渡することを発表した。譲渡額は8600万円。

 メルカリは、2018年11月にマイケルを約15億円で買収。メルカリの自動車関連カテゴリーと、マイケルが持つCARTUNEのユーザー基盤やコミュニティ、運営ノウハウを組み合わせながら協業を進めることで、パーツ領域の充実による、自動車関連カテゴリーのさらなる強化に取り組んできたという。

 しかし、当初の事業計画からは乖離があったことから、CARTUNEが持つアセットを活かす事業モデルへの転換を検討した結果、メルカリのマーケットプレイスとは切り離した事業で収益を上げていくことが最適だと判断。同社が保有するマイケルの全株式を、メディア事業に知見を持つイードに譲渡することを決めたとしている。

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