マーベラス、中国テンセントの子会社が筆頭株主に--資本業務提携を締結

 マーベラスは5月25日、同日開催の取締役会において、中国Tencent Holdings(テンセント)の子会社であるImage Frame Investmentとの間で資本業務提携を締結すると発表。あわせて、第三者割当の方法により新株式の発行を行うことも発表した。さらに、マーベラスの主要株主であるアミューズキャピタルならびに中山隼雄氏により株式の売出しが行われるという。

 資本提携の内容は、第三者割当増資により、Image Frame Investmentにマーベラスが発行する新株式(普通株式862万3300株。本第三者割当増資後の発行済株式総数に対する割合13.86%)を割り当てる。この第三者割当増資のほか、アミューズキャピタルならびに中山隼雄氏の賛同も得て、その保有普通株式354万3100株を売出しによりImage Frame Investmentへ譲渡する。この第三者割当増資ならびに売出しにより、マーベラスはテンセントの持分法適用会社となり、Image Frame Investmentがマーベラスの筆頭株主になる予定という。

 テンセントによれば、通常、投資案件において同社が直接の投資主体になることはなく、またImage Frame Investmentは同社の完全子会社で投資持株会社であることから、Image Frame Investmentが株式を保有することが適切であると判断。資本業務提携契約の契約相手はImage Frame Investmentとなっているが、実際の業務の提携先については、今後協議を経て、テンセントのグループ会社となる場合があるという。

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