ワークスモバイルジャパンは5月18日、ビジネスチャット「LINE WORKS」について、愛媛県が、新型コロナウイルス感染症に対応する遠隔での健康観察体制構築に向けて、同サービスを導入したことを発表した。
愛媛県では新型コロナウイルス感染症の軽症の患者に対して、宿泊療養施設への入所や健康観察を実施。医療チームと連携して、個室の準備や備品調達、患者の入所や退所スケジュール管理を行うなど、軽症患者が適切な療養を受けられる体制の構築に向けて取り組みを進めている。
1日3回実施される健康観察の接触頻度を減らし、医師や看護師の罹患リスクを低減させるため、ビデオ通話機能を有し、遠隔での健康観察を実現するツールが必要とされていることから、導入を決めたとしている。
導入にあたり、宿泊療養施設の部屋数に応じてLINE WORKSアカウントを用意。患者は、自身のスマートフォンにLINE WORKSアプリをインストール、ログインを行うことで、医療従事者の医師や看護師のLINE WORKSとつながり、ビデオ通話機能を活用した遠隔での健康観察を受けることが可能となる。なお、スマートフォンを保有していない軽症患者に対しては、専用タブレット端末の貸し出しを行っているという。
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