クックパッドマート、JA横浜らと地産地消型の農畜産物・食材販売を開始

 クックパッドは5月19日、生鮮食品EC「クックパッドマート」において、横浜農業協同組合(JA横浜)、神奈川県信用農業協同組合連合会、農林中央金庫と連携し、地産地消型の農畜産物・食材販売を開始したと発表した。

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 同取り組みでは、JA横浜の営農経済センターみなみ集荷場(横浜市泉区中田西)にクックパッドマートの共同集荷所を設置。JA横浜が出店者となり、地域生産者から集荷した横浜野菜や、横浜産の農畜産物を使った加工品などの販売を5月22日より開始する。販売商品は順次追加予定。

 また、同センターに設置した共同集荷所を活用し、JA横浜以外の地域生産者・販売者向けの共同集荷サービスも順次開始する予定。

 クックパッドマートでは、地域の生産者や販売者と消費者をつなぐさまざまな仕組みを開発している。これまでも、各地域の市場や直売所などと連携し、新鮮な食材を、送料無料で出荷当日に消費者へ届ける仕組みを開発してきた。

 都市型の農協であるJA横浜は、横浜市内に13カ所の「ハマッ子」直売所を運営。地域生産者と共に横浜の農畜産物・食材の販売を通して生産者の販売機会の創出、地産地消を推進してきた。また、直売所における従来の対面販売形式のほか、さらなる消費拡大を目指し、インターネット販売などの若年層へのアプローチが可能な販売チャネルの検討も進めている。

 クックパッドマートではこのような状況を受け、神奈川県信用農業協同組合連合会・農林中央金庫の仲介によりJA横浜と連携。横浜全域の生産者がクックパッドマートに出店し、地域の消費者に食材を販売できる環境作りを実現した。同件はクックパッドマートにJAが出店する初の試みになる。

 これにより、買い物の時間がなかなか確保できない共働き・単身世帯でも直売所で販売されている食材を購入可能となり、地域生産者の販売機会を創出し、地産地消が一層進展するものと期待しているという。

 今後同社では、JA横浜の運営する他の施設・直売所にも共同集荷所を設置し、横浜全域の生産者に向けた共同集荷サービスの提供を拡大する。

 加えて、JAグループとのさらなる連携により、他JAや他地域の生産者の販売機会を創出。地域ブランドの魅力を発信することで、地産地消を推進するという。

 さらに、JA横浜の出店を記念してクックパッドマート内で毎週末に開催している「#おうちで楽しもう」マルシェにて、5月22日8時から5月24日24時に「#横浜・湘南ファーマーズマルシェ」を開催する。JA横浜や横浜・湘南地区の生産者が出店し、地域の新鮮な食材・加工品のほか、ジビエも出品予定。

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