朝日新聞社は5月18日、電通と共同で開発しているストレスケアアプリ「こころコンディショナー」のパイロット版を、期間限定で無料公開することを決定した。期間は5月18日〜7月31日を予定。
こころコンディショナーは、チャットを通じて、いつでもどこでも誰もが気軽に悩みを相談できるアプリ。電通が開発したAIチャットボットサービス「Kiku-Hana」を活用しており、将来的にはAIとの自然な対話ができるサービスを目指しているという。
こころの情報処理のプロセスに働きかけてこころを軽くし、問題解決できるように手助けするアプローチ「認知行動療法」の考え方を取り入れていることが特徴。気持ちが動揺した時に自分を取り戻し、期待する現実に近づく手助けをしてくれるという。制作にあたっては、認知行動療法を用いたストレスマネジメントの第一人者である大野裕医師が監修している。
同社では、新型コロナウイルス感染拡大と、それにともなう生活の変化により、ストレスに関連したさまざまな問題が発生していることを鑑みて、こころコンディショナーのコンセプトをいかしたパイロット版を期間限定で無料公開することにしたという。
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