ライズ・コンサルティング・グループは5月13日、Withコロナ/Afterコロナ対策にフォーカスした完全オンライン型のコンサルティングサービス「Online Business Transformation」(OBX)の提供を開始したと発表した。
OBXでは、「事業開発・再評価」「オペレーション改革」「コスト削減」「事業継続計画」「人材育成」の5つの企業変革サービスを完全オンラインで実現するという。
「事業開発・再評価」では、シナリオプランニングによって今後の不確実な世の中を予測。その上で、Withコロナ/Afterコロナ環境での事業リスクを特定して、既存の事業計画を見直し、必要に応じて資金調達や営業強化などを支援する。
また、シナリオプランニングから、どこに中長期的かつ新たな事業機会が生まれるかを特定。複数の事業案を抽出し、優先順位付けを支援する。その後の事業案の仮説検証、事業計画策定やPoCや事業立上げ・スケールに向けた実行支援もすることで、事業成長まで併走するという。
「オペレーション改革」では、オンラインヒアリングを中心に現状業務を可視化し、Withコロナ/Afterコロナ環境下における業務オペレーションの再構築を支援。業務可視化の過程では、AI/RPAなどによるオートメーション化を中心とした各種業務効率化策の立案、ツール選定、実行計画策定とその後の導入支援も支援する。
「コスト削減」では、従業員を守りながら経営の早期スリム化を実現するため、コスト削減に特化したコンサルティングサービスを提供。オンラインヒアリングや書類分析により、コスト構造を徹底的に可視化し、競合などのベンチマーク調査の結果とも比較しながら、コスト削減策とその効果を算出するという。実行フェーズでは、たとえばITコスト削減であればベンダーとの金額交渉まで踏み込んだ、確実に成果を産み出す支援を実施するとのこと。
「事業継続計画」では、急速な外部環境変化に備えるため、OA機器のデジタル化、テレワーク環境の構築、サイバーセキュリティ対策のさらなる強化が喫緊で求められていることから、そのためのデジタルワークスペース構想を策定。次世代のDR/BCP計画の立案と実際の訓練を支援する。
「人材育成」では、単純なトレンド把握とスキルの習得だけではなく、顧客企業のビジョンや課題に沿ったオーダーメイド型の人材育成カリキュラムを立案。組織風土の変革まで根ざした定着化と、継続的改善を支援するとしている。
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