ライフログテクノロジーは5月8日、同社が運営するヘルスケアアプリ「カロミル」において、5月・6月の期間限定で、アプリ内の有料機能を無償開放するキャンペーンを実施すると発表した。
ヘルスケアアプリ「カロミル」は、写真1枚で毎日の食事を記録し、AI(人工知能)の画像解析技術によって栄養素を割り出し自動で登録するのが特徴。食事管理の煩雑さを解消するとともに、感覚値ではなく、実数値で正しく健康状態が把握できるという。
現在、緊急事態宣言の発令による外出自粛によって、在宅時間が急激かつ大幅に増加している。これにより、運動量低下による「在宅太り」への懸念から、ヘルスケアやダイエットのニーズが高まり、「カロミル」の新規登録数も昨年と比較して約3倍のペースで伸びている。
こうした状況に伴い、同社はこれまで有料で提供していたアプリ内の機能を、期間限定で無償開放することにした。
無償で開放されるのは、日々の血圧データを記録しグラフで表示する「血圧管理基本機能」(240円/月)と、日々の血血糖値データを記録しグラフ表示する「血糖値管理基本機能」(240円/月)。また、食事画像リアルタイム解析のチケットが通常3枚のところ、100枚付与する。
同社によると、外出を自粛する状況下における自身の健康状態について、より詳しく・正しく理解してもらうことが目的。自身の健康状態を正しく理解することは、感染予防の面でも重要であり、健康維持によって重症化するリスクの減少を目指すことで、医療現場への貢献にも繋げていきたいと考えている。
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