Microsoftは、新型コロナウイルス感染症から回復した人に血漿の提供を求めるCoVIg-19 Plasma Allianceの活動の一環として、チャットボット「Plasma Bot」を開発した。その取り組みは、COVID-19から完全に回復し、もう他人に感染させる恐れがないことが医師によって確認された人々に対し、最寄りの機関で血漿を提供するよう求めるものだ。CNBCが米国時間4月18日に報じたように、血漿中の抗体は、有望な治療法の開発に用いられる。
CNBCによると、Plasma Botは人々に一連の質問を投げかけ、血漿の提供に適しているかを判断するとともに、提供の手続きに関する情報を提供する。
同アライアンスには、Biotest、BPL、LFB、Octapharmaも参画しており、ビル&メリンダ・ゲイツ財団がアドバイザリーパートナーを務めている。血漿を収集して、臨床試験を開発し、最終的には医薬品の製造を目指す。
「回復したCOVID-19患者による回復期血漿の提供が早いほど、同アライアンスは早期に有望な治療法の開発と臨床試験を開始できる可能性が高い。その臨床試験によって、その治療法がCOVID-19による重篤な合併症のリスクを抱える患者に有効かどうかが判断される」とCoVIg-19 Plasma Allianceのウェブサイトには記されている。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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