Googleの親会社であるAlphabetは米国時間4月8日、新型コロナウイルスの感染が拡大する中、傘下のWingのドローンを利用し、食料品や医薬品を配達していると述べた。Wingは、このサービスを利用する顧客が「劇的に」増加しているとし、米国全土でロックダウンが実施される中、この2週間で1000件を超える配達を完了したことを明らかにした。
Googleは2014年に「Project Wing」の取り組みを初めて明らかにした。ドローン配達サービスは、2019年に米連邦航空局(FAA)の認可を取得している。
Wingによると、米国の顧客は、医薬品、歯磨き粉、トイレットペーパーなどのヘルス、ウェルネス商品や日用品、パスタ、缶詰、フルーツカップ、ベビーフードなどの食料品を、Walgreensから注文しているという。
Wingは、「当社は、顧客の家庭に直接商品を配達できるようにすることで、ローカルビジネスを支援しようとしている」と述べた。バージニア州クリスチャンズバーグにある地元のベーカリーでは、週末に通常店舗で販売するよりも、Wingによって50%多くパン菓子を販売していることに触れた。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス