アップルは3月18日、新型「MacBook Air」を発表した。新モデルでは、基本のデザインはそのままにスペックが大幅にアップデートされている。なお、同社ではこのほか、新型「iPad Pro」と「Mac mini」の値下げを発表している。
CPUは、これまで搭載されていた第8世代Core i5プロセッサ(1.6GHzデュアルコア)に代わり、第10世代Core i3プロセッサ(1.1GHzデュアルコア)、Core i5プロセッサ(1.1GHzクアッドコア)、オプションでCore i7プロセッサ(1.2GHzクアッドコア)が搭載可能だ。クアッドコア化されたことで、最大2倍のパフォーマンス向上を実現する。
内蔵グラフィックスはIntel Iris Plusを採用。前モデルのIntel UHD Graphics 617よりもランクが上がっており、高いグラフィックス性能が期待できる。また、eGPUにも対応する。
ストレージは、128GBモデルが廃止され、標準モデルは256GBと512GBの2つに置き換わった。オプションで、1TB、2TBも選択可能だ。メモリは標準モデルで8GBだが、オプションで16GBが選択できる。ディスプレイは、13.3インチRetinaディスプレイを採用。TrueToneにも対応する。
キーボードは、MacBook Pro 16インチで採用されたシザー構造の新型キーボードを搭載。これまで採用されたバタフライキーボードと比べて耐久性が向上しており、キーストロークは1mm、矢印キーは逆T字型となる。また、Touch IDを引き続き内蔵している。
インターフェイスは、Thunderbolt 3(USB-C)ポート×2、イヤフォンジャックを内蔵。6Kディスプレイに出力可能だ。バッテリーは49.9Wh、最大11時間のワイヤレスインターネットが利用可能という。サイズは、30.41cm×21.24cm×1.61cm。重さは1.29kgだ。
すでに購入可能となっており、1.1GHzのCore i3プロセッサー、256GBストレージモデルが税別10万4800円。1.1GHzのCore i5プロセッサー、512GBストレージモデルは税別13万4800円と、より安価になっている。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」