GAテクノロジーズは3月12日、新型コロナウイルスによる外出自粛に対応するため、不動産投資面談をオンラインで実施する体制への移行を目指すと発表した。同社の「RENOSY ASSET マンション投資」にて希望した顧客を対象に、不動産投資面談をオンラインで実施する。
顧客は、普段使い慣れた電話と、PC、スマートフォン、タブレットなどの端末を用意し、画面ごしに営業担当者の顔が見える状態で面談を行うことができる。専用アプリのインストールなどは不要だ。スマートフォンや固定電話をスピーカー設定することで、複数名が同席した上での面談も可能となる。
これまでRENOSY ASSET マンション投資における面談は、対面式が基本で、一部希望者のみにオンライン面談を実施していたという。今回、新型コロナウイルス感染症の影響による外出自粛に対応するため、オンライン体制への移行を決定した。
GAテクノロジーズは、過去の実績として、オンライン面談と対面式面談との間に成約数の差異や特段のトラブルがなかったこと、営業支援ツールの活用により提案資料のペーパーレス化を実現していたことから、この度の決定に至ったとしている。
GAテクノロジーズはこれまでにも、不動産取引の電子化や非対面化に取り組んでおり、国土交通省が実施する「テレビ会議システムを用いた重要事項説明(IT重説)」の登録事業者として、不動産売買における個人向けのIT重説にも取り組んでいる。
今回のオンライン面談移行により、テレワークや外出自粛に対応し、日中の空き時間を活用した面談を実現することで、顧客の利便性に貢献するとともに、営業担当者の働き方改革にも寄与し、移動交通費の削減により、年間5000万円の経費削減を見込んでいる。
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