Googleが米国時間3月4日、「Android」デバイス向けの新しい音読および翻訳ツールをリリースしたことを明らかにした。
この新しい機能により、「Googleアシスタント」ソフトウェアで長い文章を読み上げることが可能になった。このツールでは、主にウェブの記事やブログ、短編小説などの音読を聞くことができる。Googleによると、このテクノロジーは自然な音声と抑揚で読み上げるようになっており、長い時間でも聞いていられるという点で、他の読み上げソフトウェアと異なるという。
またこのツールでは、読み上げる文章のリアルタイム翻訳も可能で、元の文章の言語と異なる言語で聞くこともできる。読み上げ機能を使用するには、記事やブログを表示して、「Hey Google、これを読んで」または「Hey Google、このページを読んで」と言えばよい。この機能は1月の「CES 2020」で初めて披露された。スペイン語やヒンディー語を含む42の言語に対応している。
Googleは、自然言語や翻訳に関する技術の開発に力を入れている。1月には、スマートフォンを使用して会話をリアルタイムでテキスト変換し、別の言語に翻訳できる機能を発表した。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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