三井住友カードは3月2日、同社が発行するプリペイドカード「Visaプリペ」をリニューアルし、新デザインカードでの発行を開始すると発表した。
Visaプリペは、2019年9月より発行されているプリペイドカード。Visaのタッチ決済機能を持つほか、Apple Payへの登録にも対応している。
今回のリニューアルでは、2月より同社が発行しているクレジットカードと同様のデザインに変更。カード番号や有効期限などのカード情報を裏面に集約し、盗み見などのリスクを低減。カード番号は4桁ずつ表記する「Visa クイックリード」デザインとし、ECサイト利用時におけるカード番号の可読性を向上する。
また、従来のApple Payに加え、Google Payにも対応する。Google Payアプリへプリペイドカードを登録することで、iD加盟店やGoogle Pay対応のECサイトで支払いが可能。これまでに発行された旧デザインのカードも対応する。
このほか、「三井住友カード Vpass アプリ」との連携も開始。アプリ上でプリペイドカードのチャージ残高や利用明細を確認できるようになる。また、プリペイドカードの利用制限設定や、利用者情報の変更手続きもアプリ上で可能となる。
三井住友カードはあわせて、最短5分でカード番号等を発行するサービスを、同日開始すると発表した。
インターネット経由でクレジットカードを申し込むと、審査の上、最短5分でカード番号、有効期限、セキュリティコードを発行。ECサイトなどでの利用が即時可能となるほか、Apple Pay、Google Payへ登録すれば、店頭での利用もその場でできる。クレジットカードの現物は、後日郵送する。
対象カードは、「三井住友カード」、同学生向けカード、「三井住友カード デビュープラス」の3種。ブランドはVisaとMastercardに対応する。即時発行サービスの提供時間は、毎日9時~19時30分の間。提供時間外の申し込みの場合は、翌9時以降に審査に取り掛かる。なお、入会時の利用枠は10万円程度となる。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」