ソニー初となる5G対応スマートフォン「Xperia 1 II」に続いて、第2弾の端末も遠からずお目見えしそうだ。ソニーは2月24日、次の5G対応スマートフォン「Xperia PRO」の開発を発表した。プロの動画撮影者を引き付ける狙いだ。
Xperia PROは、一般消費者向けのXperia 1 IIと同じく、背面にトリプルカメラを備えるほか、アスペクト比21:9で4K対応の6.5インチOLEDディスプレイ、Qualcommの「Snapdragon 865」プロセッサー、8GBのRAM、4000mAhのバッテリーを搭載する。
こうした点はXperia 1 IIとおおよそ同じだが、Xperia PROは、Xperia 1 IIと同じ低~中周波数帯の5Gに加え、より高速で高周波数のミリ波帯にも対応する。また、512GBのストレージ(microSDカードで拡張可能)と、スマートフォンをカメラやビデオカメラに接続して5Gでコンテンツを配信できるHDMI入力端子を備える。
ソニーによると、Xperia PROは16本のアンテナを内蔵し、「最も効率よく5GのmmWave(ミリ波)信号の方向を定めるビームフォーミング技術」を採用するという。また「グラファイトシート、ベイパーチャンバー、エアギャップ」を備えることで過熱を抑制し、ミリ波5G対応スマートフォンを温暖な土地や夏季において使用する際のネックとなる熱問題に対処する。
そのほか、防水性能、指紋センサー、「Android 10」、3.5mmヘッドホンジャックを搭載する。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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