Microsoftは米国時間2月7日、「Microsoft Edge」のバージョン80を「Stable(安定版)」チャネルで公開した。この新版はEdgeのダウンロードページから入手でき、デスクトップ「Windowd 7」~「Windows 10」、「Windows Server 2008 R2」以降、「macOS」「iOS」「Android」など、旧版でサポートされていたすべてのプラットフォームで動作する。今回のバージョンは、初めて「Surface Pro」などのArmベースの「Windows 10」を搭載するPCでネイティブの64ビットアプリとして動作する。
オープンソースの「Chromium」エンジンをベースにした新しいEdgeブラウザーは、3週間ほど前に初めて正式な提供が始まったばかりだ。今回のバージョンの数日前には、Googleが同じくChromiumをベースとする「Chrome」のバージョン80をリリースした。Edgeの今後のバージョンは、約6週間ごとに行われているChromiumのリリーススケジュールにより近づいたものになるとみられる。
今回のリリースで最も重要な新機能はArmプロセッサーのネイティブサポートだ。Microsoftによると、Edgeの64ビットArmバージョンは、すでにインストールされている32ビットバージョンを自動で置き換えるという。
Edgeの旧版を置き換える準備ができていない企業のネットワーク管理者は、「Blocker Toolkit」をダウンロードして新版の自動配信を無効にすることができる。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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